真空成形・圧空成形.com シート成形技術 FAQ
表面処理【材料着色・加飾成形・印刷・塗装】
真空成形品に電磁波シールドの機能を持たせることはできますか?
A
可能です。成形後の2次加工として、導電塗装やスクリーン印刷(銀ペーストインク)等の方法で、プラスチック成形品に電磁波シールド機能を付与できます。
電磁波シールドが必要な理由
プラスチックは電気を通さないため、金属筐体のように電磁波を遮蔽する機能がありません。板金カバーを樹脂化した場合や、内部に電子基板・モーター・高周波機器を搭載する製品では、外部からのノイズ侵入や、機器からのノイズ放射を抑えるため、成形品にシールド機能を持たせる必要があります。
主な採用例:医療機器計測・分析機器半導体製造装置通信機器のカバー・ハウジング
主なシールド加工の方法
1
導電塗装最も一般的大型カバー・ハウジング向け
製品内面に、銅・ニッケル・銀などの金属粉を含む導電塗料をスプレー塗装します。広い面積を均一に処理でき、複雑な曲面にも対応できるため、大型のカバー・ハウジングに最も一般的な方法です。シールド性能は塗料の種類と膜厚で調整します。
2
スクリーン印刷(銀ペーストインク)部分的な遮蔽に印刷成形と併用可
銀ペーストインクをスクリーン印刷し、製品内面に電磁波を遮断する導電膜を形成します。必要な部位のみを部分的に遮蔽したい場合や、外観面への回り込みを避けたい場合に適しています。印刷成形と組み合わせ、成形前のシートに印刷してから成形することも可能です。
3
真空蒸着・工業メッキ高いシールド性能
金属薄膜を形成する方法で、高いシールド性能が得られます。製品サイズや材料に制約があるため、形状・数量に応じて選定します。
4
導電性シート・フィルムの使用シート材で対応
導電性を持つシートやフィルムをラミネートしたシートで成形する方法もあります。
設計時のポイント
密着性と材料選定:導電塗装やメッキは材料との密着性が重要です。ABS、PC/ABS、PC、変性PPEなど、加工適性のある材料をお勧めします。
推奨材料:ABSPC/ABSPC変性PPE
成形~シールド加工まで一貫で最適な方法をご提案いたします。お気軽にご相談ください。



























