真空成形・圧空成形.com シート成形技術 FAQ

真空成形・圧空成形について

真空成形のメリットとデメリットを教えて

 

弊社の「他の樹脂成形方法との比較」ページと合わせて、真空成形のメリット・デメリットをお伝えします。

 

<真空成形のメリット>
金型費用を抑え、短納期で、大型や小ロットの製品を作れる点が大きなメリットです。

添付の比較表に基づき、真空成形の主な強みは以下の3点です。

🔵初期コストが安く、納期が早い(型:価格○/納期◎)

射出成形(インジェクション)などに比べて金型が安価で、製作期間も短く済みます。表にある通り「試作の難易度(◎)」も低いため、開発段階の試作から製品化までのスピードが圧倒的に早いです。

 

🔵小ロット・多品種生産に最適(生産:小ロット対応◎)

数千〜数万個の大量生産が必要な射出成形とは異なり、1個〜数百個単位の小ロット生産を得意としています。「形状の修正(◎)」や「厚み・色変更(◎)」も容易なため、柔軟な対応が可能です。

 

🔵大型製品や軽量化が得意(設計:大型サイズ◎/軽量化◎)

金属加工と比較して圧倒的に軽量化(◎)が図れます。また、一枚のシートから成形するため、比較的大きなサイズの製品(◎)も継ぎ目なく製作可能です。

 

 

<真空成形のデメリット(苦手なこと)>
複雑すぎる形状や、部分的に厚みを変えるような設計は苦手です。

ご検討の際に注意が必要な点は以下の通りです。

🔴部分的な厚みの調整ができない(設計:部分的肉厚の変化×)

均一なシートを引き伸ばして成形するため、製品の「ここだけ厚くしたい」「ここだけ極端に薄くしたい」といった調整はできません。反対に、射出成形はこの点が得意(◎)です。

 

🔴精密なアンダーカットや複雑なリブ形状

単純なアンダーカット(ひっかかりのある形状)は可能ですが、表の注釈(※1)にある通り制限があります。非常に複雑な内部構造を持つ製品は、射出成形の方が適している場合があります。

 

🔴後加工の手間(生産:後加工の手間△)

成形後に不要な部分をカット(トリミング)する工程が必要になるため、形状によっては仕上げに手間がかかる場合があります。

 

他のプラスチック・樹脂成形方法との比較

真空成形・圧空成形.comでは、他のプラスチック・樹脂成形方法との比較として、シート成形、流動成形、金属加工との比較を設計、品質、型、生産での比較し加工による特性・違いを以下の示します。

比較項目/成形方法シート成形流動成形金属加工
真空
成形
圧空
成形
熱プレス
成形
曲げ
加工
射出
成形
FRPダイ
キャスト
アルミ
板金
プレス
板金
手加工
設計デザイン性××
大型サイズ
材質の選択性
薄肉成形品の製作
部分的肉厚の変化××××××
アンダーカット○※1○※1○※1××
成形インサート××××
試作の難易度×××
品質外観×
寸法精度×
型再現性
軽量化××××
価格型不要××
納期××
形状の修正の難易度
生産小ロット対応×××
後加工の手間
厚み・色等変更の難易度
生産設備費用
※1 アンダーカットには制限がありますこの表は、弊社調査での表です。
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