真空成形・圧空成形.com シート成形技術 FAQ
真空・圧空成形【型】
量産時のアルミ型・樹脂型の選定基準は?
どちらも量産に対応できる型ですが、次の3つの観点を主な基準として選定します。
判断軸ごとの比較
| 判断軸 | エポキシ積層樹脂型 | アルミ型 |
|---|---|---|
| 耐久ショット数 | 約3,000ショット | 5,000ショット以上 |
| 型費(イニシャル) | 比較的安価 | 高め |
| 型の製作期間 | 短い | 長い |
| 型完成後の設計変更 | 不可 | 一部可能(切削による追加工) |
| 大型・超大型製品 | 軽量で有利 | 重量・コストが増大 |
| 型温コントロール | 可能 | 可能 |
※スマートフォンでは表を横にスクロールしてご覧ください。
それぞれが適するケース
エポキシ積層樹脂型が
適するケース
総生産数が3,000ショット以内に収まる見込みの場合
大型・超大型の製品の場合
アルミ型は製品が大きくなるほど型の重量とコストが急増します。エポキシ積層型は軽量なため、大型品では取り回し・コストの両面で有利です。
型費を抑えたい/市場投入を急ぎたい場合
型費が比較的安価で製作期間も短いため、初期投資とリードタイムの両方を抑えられます。
なお、エポキシ積層型は試作木型から石膏反転して製作するため、試作段階で作り込んだ形状やノウハウをそのまま量産型に反映できるという利点があります。試作から量産へスムーズに移行したい場合に適した型です。
アルミ型が
適するケース
総生産数が5,000ショットを超える見込み、または長期にわたる継続生産が確定している場合
リピート生産が長期間続く場合
金属型のため、長期保管や繰り返し使用による経年変化がほとんどありません。数年にわたって断続的に生産が続く製品でも、型のコンディションを安定して維持できます。
型完成後に微調整が発生する可能性がある場合
アルミ型は削り方向であれば切削による追加工が可能です(形状を追加する方向の変更には制約があります)。
⚠️ 設計は型製作前に固めてください
エポキシ積層樹脂型は、型が完成した後の形状変更ができません。アルミ型も削り方向の追加工に限られます。そのため、量産型の製作に入る前に、試作段階で形状を確定させておくことが重要です。
当社では試作段階から設計にご協力し、量産型に移行する前に形状・寸法を作り込んでまいります。設計変更の可能性が残っている段階では、まず試作型で十分に検証を行うことをおすすめします。
数量が読めない場合は「段階移行」という選択肢もあります
新製品の立ち上げなどで需要が読みにくい場合は、まずエポキシ積層樹脂型で生産を開始し、数量が伸びてきた段階でアルミ型へ移行するという進め方も有効です。初期投資を抑えながら市場投入を早め、需要が確定してから本格量産の型に投資できるため、リスクを最小化できます。
エポキシ積層樹脂型で
生産開始
初期投資を抑え、市場投入を早める
アルミ型へ
移行
需要が確定してから本格量産の型に投資
当社では、試作・量産の別、生産数量、製品サイズなど、さまざまな条件をお伺いしたうえで最適な型をご提案しております。
どちらを選ぶべきか迷われる場合も、お気軽にご相談ください。
▶ 詳しくは 型の選定のポイント もご覧ください。



























