真空成形・圧空成形.com シート成形技術 FAQ
表面処理【材料着色・加飾成形・印刷・塗装】
金属調・メタリック調の樹脂で成形を行いたいのですか?
金属調やメタリック調の樹脂を使用してシート成形(真空成形や圧空成形)を行うことは可能です。このような樹脂材料は、金属の外観や質感を模倣するために、以下のような方法が取られます。
1. メタリックフィルムの使用
金属調の外観を得るために、金属風の薄いフィルムを樹脂シートの表面にラミネート加工することが一般的です。このフィルムは、真空成形や圧空成形に適応できるように設計されています。
2. メタリック顔料の使用(金属調のシート材)
樹脂自体にメタリック顔料を混合することで、成形後の製品に金属のような光沢を持たせることができます。これにより、全体に均一なメタリック調の外観が得られます。
3. メッキ加工
成形後の樹脂製品に対して、メッキ処理を施すことで金属の外観を与えることも可能です。これは、特に耐久性や光沢が重要な場合に有効です。
4. 蒸着やスパッタリング
金属層を樹脂の表面に形成するために、物理蒸着(PVD)やスパッタリング技術を使用する方法です。この方法は高価ですが、非常に高品質なメタリック仕上げが得られます。
これらの方法を使用して、金属調・メタリック調の樹脂製品を真空成形や圧空成形で作成することができます。最適な方法は、最終製品の用途や予算、求める外観の品質によって選択することが重要です。
弊社としては、1.と2.を推奨します。